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上海なるほど知っ得情報

 

2. かわいい動物にも要注意!恐ろしい狂犬病

上海には花鳥市場といって犬や金魚などのペット、色とりどりの季節の花などが売られている場所があります。私の住んでいたアパートの近くにもあったのでよく足を運んだものでした。しかし、上海ではこういった花鳥市場で売られていた犬に噛まれ、狂犬病のため亡くなった方がいるという話です。

狂犬病と言うと、日本では随分前に(昭和31年)に撲滅しているので、その話を聞くまではそんなに危険だとは思いもしませんでしたが、実は発病すればほぼ100%死亡するという恐ろしい伝染病なのです。そして犬に噛まれるだけでなく、哺乳類であれば噛まれると発症することもありえるということで、ハムスターなどにも注意が必要だと思われます。

狂犬病の注射は噛まれてしまったら72時間以内に打たなければならず、しかも1ヶ月にわたり高額で痛い注射を続けなければなりません。「わぁ、かわいい。」と、ちょっとした好奇心で動物に手を伸ばしただけで、精神的にも経済的にも大打撃を受ける可能性があります。そして、もう一つの心配事は現地で受けるワクチンのことです。ワクチンの種類によっては、頻回接種によってアレルギー性脳炎を誘発する事があるということなので、日本人の医師がいる病院に行って相談をするのがいいでしょう。

中国国家衛生部が発表した報告によると、最近の狂犬病による死亡者は1000人近くにも上っています。上海では飼い犬の予防注射の不徹底で、散歩中に人を噛んだりする事故も起きて問題となっています。その為、現在犬を飼うためには現地の人にとっては高額な登録料(年間3万円近く)の支払いをしなければなりません。また、公共の場での散歩も禁止となっています、とは言ってもよく散歩をしている人の姿を見かけますが・・・

飼い犬には体内にマイクロチップを埋め込んで、犬の生年月日・健康状態・予防接種の有無や飼い主の名前、住所を同時に管理することも始められているそうです。しかし、現状はまだ未登録でこっそり飼う人は多いらしく、道でも放し飼いになっている犬を見ることもしばしばあります。春は動物の接触による人への傷害が最も多い時期なので、動物たちがどんなにかわいくても、なるべく近づかないようにするのが大事です。もちろん、花鳥市場に行ったときも迂闊に手を出さないように気をつけましょう。自分が動物を飼いたいと思ったときには、よく事情を知っている人に聞いてから飼うのがベストです。

>>次は  3. 上海の医療事情 産婦人科編

 



 

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January 18, 2008 更新