6. 上海で子供を危険から守る
子供を連れての外国生活。その土地の事情や習慣の違い、また不注意から、思いがけない事故に遭ったり巻き込まれたりすることも少なくありません。ここでは、上海で子供達に起こりうる危険な事について書いてみたいと思います。
他でも紹介していますありますが、上海で最も身近に起きる事故は交通に関することです。
上海では、毎日約5人が交通事故で死亡しているといいます。
私達も車ではありませんが自転車に危うく追突されそうになったことがあります。娘が5ヶ月くらいの時でしょうか。横断歩道を子供を抱きながら横断していたのですが、自転車に乗った男性が、突然突っ込んできたのです。来るべき筈もない所からスピードも落とさず、歩いている人がまるで見えないかのように・・・
あと一歩踏み出していれば間違いなく転倒して、何らかの怪我をおっていたでしょう。それからは、以前にもまして左右だけでなく前後方向にも気をつけるようになりました。
タクシーに乗る時は後部座席にシートベルトがないタクシーもまだ大半なので、子供の首を守るようにしっかりカバーしながら乗るようにしたいものです。
歩道などを歩いていて気をつけたいのが、コーナーを曲がろうとするトラックです。これは見逃しがちですが要注意です。上海には規定の何倍もの量である過積載のトラックが多く、荷物をよく結び付けていないものもあって、それが途中で崩れ落ちたりする事があるのです。私も、子供と散歩している時にそれに遭遇したことがあります。T字路でトラックが左折した途端、物凄い音とともにビール瓶のケースが道にばら撒かれました。20m先を歩いていたら、確実に被害にあって危いところでした。
次に家庭内の事ですが、ここ上海ではアーイーと呼ばれるお手伝いさんを雇う人が多く、子供さんが多い家庭では、大変心強いです。しかし、気をつけないといけないことも多々あります。(こちらもどうぞ→9.
上海でお手伝いさんを頼む)
仕事などを持っていて、どうしてもお手伝いさんに任せざるを得なかった友人のケースを紹介しましょう。彼女は仕事のため産後3ヶ月で職場に復帰し、しばらく忙しく働いていましたが、ある日の事、お手伝いさんが子供の離乳食に“味精”(うまみ調味料)をごっそり入れていたのを発見しました。また、お手伝いさんは子供に月齢に合わない(例えば牛乳を3ヶ月からなど)食物を与えていたらしく、友人は相当なショックを受けていました。中国ではまるで神話の如く、「味精」と呼ばれるうまみ調味料が頻繁に使われ、量的にもかなり多く入れたりするのです。それを入れると、料理が何でもおいしくなると信じられているらしいのですが、まさか乳幼児にまで与えているとは、友人もさすがに考えなかったでしょう。当然の常識のような事を文化の違い、またそのような教育を受けなかったことで知らない人がまだまだいるのです。特に田舎の方から出稼ぎに来るお手伝いさんには、一から丁寧に教えてあげた方がいいでしょう。
他にも実際にあった例ですが、炭酸飲料を水代わりにあげ、おやつなども食べたいだけ食べさせていたていた、というケースもありました。本当に純粋に、身体に良い物・悪い物の知識がない可能性が高いので、お手伝いさんには最初にしてはいけない事はきちんと話しておく必要があります。そうでないと、子供の健康に害を与えることもあるかもしれません。
ティーンネイジャーのお子さんを持つ方への情報ですが、ドラッグに関しては特に気をつけたいものです。未成年でもこちらでは年齢チェックをされずに、ダウンタウンにあるバーなどに入ったりでき、そういった場所でドラッグを手に入れ、中には学校内で売ったり買ったりするケースが報告されています。インターナショナルスクールの中には、抜き打ちでドラッグテストをする学校もあるようです。外国ですし、何があるか分かりませんので気をつけましょう。
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