■ やっぱりおいしい。広州の飲茶! |
広州 Guangzhou |
翌日私たちは、西漢南越王博物館に行くことにした。ここは有名なのか日本人団体観光客の姿もちらほら見られた。そしてようやく広州で、ずっと気になっていた飲茶を食べることができた。中国大酒店ホテルの中にあったそのレストランはすごく混雑していて、人気があるようだった。味の方もなかなか良く満足。
私達は広州駅前の流花バスターミナルまで、タクシーで移動することに。駅の辺りは人でごった返し、もう1つの新しい駅とは違う装いを見せていた。夫が切符を買いに行ったのだが、あの人ごみを掻き分け、しかも中国語も使わずにすんなりと切符を手に入れたことには脱帽。旅慣れているからそういう勘があるのだろう。とてもじゃないが、私にはできない。
さて、珠海までのバスを待つまでの間、トイレに行きたくなり、初めてホテル以外の公共の場でトイレに行くことになった。友人から中国のトイレの話は聞いていたが、本当にドアがないのに遭遇したのは初めてだったので、少しショックを受けた。下には溝があり、水がチョロチョロと流れていた。もちろんトイレットペーパーなんてついているわけがない。改めて、持ってきて良かったと実感したのは言うまでもない。
2階の乗車口に珠海行きのバスがターミナルに到着した。さっそく乗り込もうとするが、こんな間際になって夫がトイレに行きたいと言い出す。他の乗客はもう乗り込んでいるというのに、それを横目に見て夫を待つ。バスにおいていかれたらどうしよう、と不安になりながら荷物の番をしてバスの横で待っていた私は思わず泣きそうになった。「もう、何でこんな時に行くのっ!?」と聞くと、小さい頃からの習慣らしい。お父さんが乗り物に乗る前には必ずトイレに行くんだと言い聞かせていたのが、40代になった今でも抜けないのだそうだ。でも、待たされる方の身になってほしい。どうせなら、ギリギリじゃなくてもうちょっと前に行ってくれー。
さて、バスは予定通り16:30に出発する。バスの中では親切にも、バスの名前入りのミネラルウォーターが配られた。私はそのボトルを記念に持って帰ることにした。
◆西漢南越王博物館
入場料12元 解放北路867号 Tel:
8666-4920
◆広州から拱北のバス
50元 エアコンつき 西路145号
■ きれいな格好の物乞いあらわる! |
珠海 Zhuhai |
バスは高速道路や田舎の道をものすごいスピードで走り、目的地の珠海まで向かうことになる。辺りがだんだん暗くなり、やがて大きなゲートが現れた。なんだかものものしい雰囲気である。バスはそこで止められ、警備隊らしき人が乗り込んできて何やら身分証をチェックし始めた。私たちは居留証を見せた。乗客の中には何も持っていない人がいたようで、何人もの人がそこで降ろされた。珠海に入るには、特区入境許可証が必要らしい。しかし、こんなところまで来て、入境できなかった人は、それからどうするのだろうか。
チェックが終わり、私達は無事に珠海に到着することができた。花火のようなネオンが街中を照らし、特別行政地区を感じさせた。思えば、2年前にマカオ側から珠海を見ていたんだった。
新婚旅行だった。マカオから中国へ入国しようとしたのだが、時間もあまりなく断念したのだった。そのときの中国のイメージはなんだか怖かった。マカオ側から見た中国は、今見ているように、ネオンで溢れていた。「機会があったら来ようね。」と話していたのだが、まさか中国に住んでここへ旅行に来るなんて思わなかった。
珠海に到着した私たちは、バス停近くに宿を取ることにした。九洲酒店という所だ。最初ホテルの人は私が中国人であると思い、部屋を2つ用意しようとした。外国人と中国人のカップルはどうやら一緒には泊まれないらしい。英語も通じなかったので、身振り手振りを使い、を見せることで私たちが夫婦であることを示した。彼らもようやく私が日本人であるとわかり、同じ部屋になることができた。安いホテルだったが、5つ星ホテルと変わらないぐらい従業員の感じは良く、とてもフレンドリーだった。
チェックインを済ませ、このあたりを散策することにした。しかし思いがけなく街の中では、しつこい物乞いに追いかけられた。物乞いといっても、いい服を着た若い女の子たちである。これには辟易した。外国人だからお金を持っているのかと思ったのかどこまでもついて来る。彼女らを、追い払いたくて店に入ったが店の前でしっかり待っているのである。私たちはいい標的にされてしまったようだ。これはダッシュしかない、と2人で店を出て走り出した。最初追いかけてきた彼女らもようやくあきらめたようだ。
◆居留証
中国に住んでいる人は、旅には絶対必需品。これがないとホテルに泊まれない(ことが多い)。
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